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全仏オープンテニスとピアノ

プロテニスプレーヤーとピアノが通じる部分

今、ローランギャロス

フレンチオープンが開催されている。


スポーツ観戦は大好きで
特に、テニスは
グランドスラムの開催に合わせて
WOWOWに加入する。


この10年は、日本人の錦織圭選手の
活躍がめざましいので
NHKでも放映される機会が多い。
嬉しい限りだ。


プロテニスというのは、
メンタル、フィジカル、テクニカル
すべてが必要で
それを出せたとしても
対戦相手がいるので
ちょっとしたキッカケで
崩壊してしまったりする。


そして、何よりも
プロテニスに必要なことは
「決断力」

コートに立ったとたん
ひとりで考え、ひとりで決断し、
ひとりで戦う。
頼りになるのは、自分自身だ。


かつての覇者である選手がコーチに付こうが
家族が励まそうが
コートの上では、自分ひとりなのだ。

コートに立った以上、
コートサイドからのアドバイスや
会話をすることが禁じられている。

ピアノも演奏するということは
決断の連続だ。
しかも、ひとりで舞台に
立たなくてはならない。


そして、勝利を得ることは
1点1点、ひとつずつウイナーを
ていねいに積み重ねていくこと。

ピアノもていねいさが求められる。


ボールを打つ時はイメージを描くこと。

イメージ無くしては、良い音も出ない。


百戦錬磨を生き抜いてきた
ベテラン選手の活躍も見逃せない。
「辞める(引退)のは簡単」
と言った、ビーナスウイリアムズ。

よく「プレーを楽しむ」
というコメントをスポーツ選手は使うが

本番を楽しむのは、
日々努力を重ね
やるべきことをやるだけやった人が
言うべき言葉だと
スポーツから学ぶことはたくさんある。


そして、ピアノも楽しく学び、
レッスンすることも必要だが
日々「決める」ことを練習しながら
なおかつ自立し

小さな努力を積み重ねる大切さも
心していきたいと思う。