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良い習慣

いつ練習しますか?

中学生になったばかりのRちゃん。


中間テストも終わり、
中学校生活にも慣れてきました。
部活もやっていて、朝練もあるそうです。
もうすぐコンクールで
練習も追い込みです。


元々、きちんと練習をしてきますし
宿題も忘れません。

レッスンの中でのポイントを理解し
課題を持ち帰り
次回に活かすという好循環です。


「忙しいのに、偉いね!
練習はいつやるの?」

今日は、こんな質問をしてみました。

Rちゃん、朝練があるから
毎朝、6:30起床だそうですが

身支度、朝食の後に
登校までの時間に
ピアノの練習をしているそうです。
その時間、多分15分前後でしょうか?
ピアノの課題は、
ポイントを絞って出すように
心掛けていますが
 
「何となく」弾くのではなく
「何が出来るように」なったらいいのか
 
ちゃんとRちゃんは考えます。
このようになるまで
小学低学年の頃に
1週間の予定、1日の予定を作ること。

そして、それを実行する
楽しい仕掛けを取り入れること。

きっちり、決めすぎると続かないので
「いつ練習するか」だけに絞ります。
 
お母さんが
ご飯を作っているときに聴いてもらう。
午後6時時になったら、弾く。
ごはんの前に弾く。
大好きなテレビの前に弾く。
お風呂の前など。

生活に組み込まれるように
考えましょう。


「練習しなさい」と言うだけでは
ダメです。

最初は、5分、または3回など
楽にできる目標にしましょう。
学校の宿題より短い時間です。
 
私は「楽譜が読めること」を
レッスン目標のひとつにしています。

読譜ができると、
一人で練習できるからです。
 
だから、ピアノの宿題も
頑張れば、ひとりでもなんとか読める。
頑張れば、最後まで辿り着ける。

最初の頃は、レッスンでやり方を覚えて
お家で同じことを再現する
復習型です。
 

「考える」「自立する」
ピアノレッスンを通して育つ一面です。