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音符と音符のあいだ

仲間になれないピアノ

昨日は、室内楽のトリオレッスンでした。

モーツァルト作曲
ディヴェルティメント 第二楽章
4月に続き2回目です。


前回の課題を心に刻みました。

「一緒に動く」

どんな曲でも、
たとえチェルニー100番でも
アドバイスをいただくことは
同じことを指していると
毎回、思います。


じゃあ、何度言われたらわかるんだ⁈


私が鈍いというのもありますが


「ピアノは特殊な楽器」と
言われたことを思い出しました。

ひとりで弾き、
ひとりで練習しているうちに

「音をイメージして出す」意識が
希薄になるのです。


弾けた気がする勘違いを
無くすために
今日から、自分の中では
「ピアノを弾く」ではなく
「ピアノを鳴らす、響かせる」と
言い直します。
二つ目は、
「音の方向性」とか
「音のゆくえ」など
いつも指摘されます。
 
 
次へいく、次へ動く、次へ飛ぶ
次へ下がる
 
二音間での動きが最短距離をいくと
実は動きが停滞するという現実。
 
 
つい、ピアノを弾く時は
現時点の音を出す→できた→次
 
時間が流れているのに
いちいち結果を確認するがごとく
思考がポーズ(一時停止)してる
ように思うのです。
 
 
音符と音符のあいだの余白は
次へのエネルギーを貯め
先へ流れるための
余白を感じるように
 
あいだが重要と認識しました。
 
 
弦楽器との溝は、埋まらず
ますます遠ざかります。
 
次回は、仲間に混ぜて貰えるのが
目標です!